- 会社概要:ご挨拶
ご挨拶
拝啓
当社は本年、創業十周年を迎えることができました。
これはひとえにお客様、お取引先様の平素よりのご高配の賜物でございます。
改めまして皆様に衷心より厚く御礼申し上げます。
最近話題の2025年問題とは、「団塊の世代が75歳を超えて後期高齢者となり、国民の3人に1人が65歳以上、5人に1人が75歳以上という、人類が経験したことのない『超・超高齢社会』を迎え、介護・医療費等社会保険費の急増が懸念される問題です。」
このように高速で進むニッポンの高齢化は今や世界の先端を走っていると云われています。
私たちが社是とする「生活の質の向上と人としての尊厳の維持」
"Improve the quality of human life and protect the dignity of a people." は、今まさにヒトとして生きる永遠のテーマだと受け止めています。
老いに向かうに避けられない関門として筋肉及び神経の老化がもたらす様々な現象「下部尿路機能障害」と云う大きな問題において、薬物治療の目覚ましい進歩が挙げられますが、外科的治療、非侵襲治療にも大きな進歩があります。
私たちはこのテーマに真摯に取り組み、多くの方々の福音となる検査・治療装置の開発、導入を積極的に進めてまいる所存です。
そして当社のもう一つ基軸の動物医療機器の販売です。酪農および乳用牛の生産は我が国の豊かな自然環境の中で生産者の絶え間ない努力により提供されています。生産者の高齢化や担い手不足から生産基盤が脆弱化しつつあり、畜産経営では平成20年から26年までの間に、肉用牛では飼養戸数が28.4%の減少し、飼養頭数は11.1%と年々減少が続き、乳用牛では飼養戸数が23.7%の減少、飼養頭数は9.0%減少している。
消費者のニーズに合ったより競争力のある畜産物を低コストで生産することが望まれるため、我々はウシ生体内の卵巣を超音波診断装置で観察しながら卵巣内卵胞から卵子を吸引採取して体外で受精させる経腟採卵(OPU)-体外受精(IVF)-胚移植(ET)の領域に参入します。これからも決して立ち止まることなく、全力で事業に取り組んでまいります。
敬具
2018年1月1日
株式会社メディカル・タスクフォース
代表取締役 竹内 伸弘