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取扱製品 | product line

残尿測定装置 ブラッダースキャナー MD-6000
認証番号 第226AABZX00129000号


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ブラッダースキャナーMD-6000は、メカニカルセクタ式Bモード超音波を15度毎に180°を12スキャンして、膀胱を3Dで立体的に捉えます。膀胱内容量を自動計算します。

◎プレスキャン機能で膀胱位置を確認
◎解剖学的形状が複雑な症例では手動で閾値調整が可能
◎LCDカラータッチパネル採用で見やすい表示
◎プリンター内臓で、その場で印刷
◎患者情報の入力が可能
◎データ保存及びPCへのデータ転送が可能
◎大容量バッテリー(リチウムイオン)採用で最長4時間稼働
◎専用トロリーを標準装備



img <専用トロリーは標準装備品です  




img 持ち運びが容易です。

MD-6000をトロリーから外して自在に持ち運べます。



 
img 往診時には専用ケースに収納できます。
キャリングケースはオプションとなります。
 




測定方法1


img 恥骨結合上部より膀胱をターゲットして測定を行います。トランスデューサーの測定ボタンを押して続けている間は、膀胱のリアルタイム断層画像を確認できます。
−下部 写真を参照−




img 膀胱位置が画面中央に表示されたら、測定ボタンを離します。自動的に、トランスデューサ-が15度毎に12スキャンし、膀胱容量を自動測定を開始します。
 



測定方法2


img リアルタイム断層画像で捉えた膀胱形状より膀胱内尿量を自動計算します。膀胱形状の閾値は緑色の線で輪郭を表示します。
膀胱全体が画面の中央に表示されるように、トランスデューサーの位置を調整します。

img 測定した結果の画面では、左側には短軸及び長軸で捉えた時の画像を描出します。
右側の画像では、膀胱全体が中心に表示される様にしてください。
  




ブラッダースキャナーMD-600の主な機能


img 患者情報登録画面
本体メモリーには、測定結果、患者情報、超音波画像を100件の保存が可能です。
また、USB介してPC接続をすれば、測定データを転送できます。
img プリンター内臓しています。
画面をタッチするだけで印刷できます。



img 画面は6.4インチのカラーLCDタッチパネルで、タッチの反応がよく、操作がとても楽に行えます。  
img リチウムイオンバッテリーを搭載、最長4時間稼働が可能です。
バッテリー残量は、タッチパネルに表示されます。



残尿測定装置の重要性
    
三井記念病院産婦人科 中田真木


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産婦人科では、妊娠分娩や内性器の疾患に関連して『膀胱が悲鳴を上げている、今ここで尿の排出状況を把握しなければまずい』という機会にときどき遭遇します。高齢者だけでなく生殖年齢や壮年期の女性にも、尿排出のトラブルは頻々と起こります。高齢女性の低活動膀胱は主として膀胱・尿道の機能低下によりますが、 壮年期までの女性の尿排出のトラブルは、主として内性器疾患、妊娠・分娩、外科手術などが原因です。外来診療では、尿の排出状態について、少し気をつけて問診する習慣にしましょう。子宮筋腫のある人には、念のため『スムーズにひと続きに出せますか?』『トイレに行きたい感じが強いのに排尿できないことはありませんか?』等々。診察の際には、超音波画像により膀胱領域の体積を概算(≒3方向の内径の積/2)し、慢性的残尿の危惧される状態でないかをチェックしてください。いま急務なのは、病棟や分娩室での尿排出能評価の態勢を整えることです。具体的には、産褥早期の膀胱麻痺、増大子宮の摘除後の排尿困難・排尿痛、がんの手術後の神経因性膀胱などへのシステム化された対応という課題です。産婦人科疾患に伴う尿排出のトラブルが放置されると、恒久的な膀胱機能の低下、QOLとADLへの悪影響が危惧されます。
尿排出能の評価ということを軽視してはなりません。婦人科疾患に随伴する尿排出のトラブルは、本来、婦人科疾患治療のコアな部分ではありません。であるからこそ、残尿計測を行うにしても、『技術的に可能』 なだけでなく『ムリなく導入できる』条件で態勢を整えましょう。産婦人科医が超音波診断機器を用いて残尿を計るのではなく、装備を整えて病棟スタッフが病棟業務の中で残尿を計るようにすればいくつもの問題が解決できます。産婦人科病棟には、病棟スタッフが非侵襲的に残尿計測を行うための機器を備えるべきです。

プロフィール
社会福祉法人 三井記念病院 産婦人科医長
学会認定:日本産科婦人科学会 産婦人科専門医
専門分野:ウロギネコロジー
・1981年 東京大学医学部医学科を卒業し、
 同大学附属病院で研修開始。
・1991年 フランス政府給費研究生 (研修課題、女性骨盤底医療と腟式手術)。
・1995年 東京警察病院勤務。
・2002年4月より現職。

「10年ほど前、女性排尿診療の分野は高齢者を対象とする狭い範囲の仕事とられていました。しかし現実には、妊娠・出産は性器脱や腹圧性尿失禁など骨盤底障害の危険と背中合わせです。特に高齢期特有の問題ではなく、子どもを産んだ女性には頻尿や尿失禁、腟がゆるんだり子宮が下がったりなどの骨盤底の不具合が起こり得るものなのです。どうしたら、子どもを産んでしかも骨盤底を損なわないようにすることができるでしょうか?この疑問に、産む人たちと一緒に取り組んでいきたいと思います。」



下部尿路症状(LUTS)診療における残尿測定の意義 
        
四谷メディカルキューブ 泌尿器科部長 嘉村康邦


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近年,排尿に関する諸症状を大きくまとめてLUTS(ラッツ)と呼ぶようになってきた.従来“排尿症状”と呼んでいたが,“排尿症状”というと尿の出が悪い方ばかりを想起してしまう問題点がある.そこで蓄尿症状(尿を溜められない)と排尿症状(尿の出が悪い),さらに排尿後症状(残尿感や排尿後尿滴下)をまとめてLUTSと呼ぶようになった(図1).

このLUTSを抱える患者は想像以上に多く,たとえば過活動膀胱(OAB)をとってみても,40歳以上の日本人成人の12.4%(約810万人)に認めることが分かっている.この膨大な数に上る患者を泌尿器科医だけで診療することは到底無理で,LUTS診療は一般医家の先生方にも加わっていただかなければならない実情がある.
LUTS診療の基本中の基本は,蓄尿障害か排尿障害かの見極めである.すなわち,まずはじめに「溜められないのか?」,「出にくいのか?」を診断する.この鑑別は症状から大体の予想はつくが,時にだまされることがある.たとえば頻尿・尿失禁を訴える患者で,OABだろうと安易に抗コリン剤を処方したら一向に症状が改善せず,調べてみると実は排尿障害(尿排出障害)が本態ということがある.排尿効率が悪く,残尿が多いため頻尿になり,溢流性尿失禁(溢れ出ている状態!)になっていたわけである.このような失敗をしないためには,排尿後の残尿チェックが必須である(図2).

残尿測定は尿道からカテーテルを挿入して調べる方法もあるが侵襲的であり,一般に膀胱用超音波診断装置が用いられる.排尿直後の患者の下腹部にプロ―ベを当てればごく短時間で残尿量が測定でき,きわめて有用である.問題とする残尿量の基準については,各種診療ガイドラインでは50ml以上を病的残尿とするものが多い.しかし実地臨床上は残尿が100ml未満であれば,重症の尿排出障害はないと判断される.逆に100ml以上の残尿があれば,泌尿器専門医への紹介が必要である.LUTS診療に携わる一般医家の先生方にも,ぜひ残尿測定の意義をご理解いただき,診断精度を向上させていただければ幸いである.

プロフィール
資格:日本泌尿器科学会専門医・指導医 医学博士
略歴: 
福島県立医科大学卒業  
米国スタンフォード大学泌尿器科留学  
福島県立医科大学泌尿器科講師  
福島県立医科大学泌尿器科副部長  
東京大学医学部泌尿器科非常勤講師  
福島県立医科大学医学部臨床教授  
昭和大学横浜市北部病院泌尿器科客員教授



保険請求


img 検査:D216-2残尿測定検査 超音波検査によるもの55点 ※残尿測定検査は、患者1人につき月2回に限り算定する。◇残尿測定検査は、前立腺肥大症、神経因性膀胱または過活動膀胱の患者に対し、超音波若しくはカテーテルを用いて残尿を測定した場合に算定する。

検査:D215超音波検査 2 断層撮影法 イ 胸腹部530点 ※心臓超音波検査以外で、断層撮影法とMモード法を併用した場合の点数算定は、本区分「2」の「イ」により算定する。


禁忌・禁止事項


img 【禁忌 ・ 禁止】 
添付文書 2014年9月12日(第1版)

・電場・磁場の強い場所では本装置を使用しないこと
・妊婦・胎児には使用しないこと。
・腹部に皮膚損傷のある患者に使用しないこと
・本品を湿気の多い所や液体容器の側で使用または保管しないこと
・指定の方法以外の滅菌または消毒方法は行わないこと
・本品の取り付けまたは取り外しは所定の方法以外では行わないこと



保守・サービス


img 〜医療法で定められている保守点検〜 (pdf 119Kb)
PDFを参照ください。


製造業者
  


img ブラッダースキャナーMD-6000は、中国 MEDA Co.,Ltd.社
(中国 天津市)の製品です。



製造販売業者  


img すみれ医療株式会社
〒134-0081 東京都江戸川区北葛西1-22-19
TEL  03-5605-1810   FAX 03-5605-1812



販売業者
  


img 株式会社メディカル・タスクフォース
〒550-0006 
大阪市西区江之子島1-7-3 奥内阿波座駅前ビル702
TEL06-6446-2100(代表) FAX06-6446-2105
e-mail  info@medical-taskforce.com
URL    www.medical-taskforce.com